リスク管理
アフトンはお客様、エンドユーザー様、および当社社員に対するリスク管理を責任を持って行います。
当社の積極的なアプローチは、全社的な製品の優先順位付けおよびリスク評価プロセスで正式に採用されています。
製品の識別
当社では製品を購入原料または製造成分と定義し、これらはそのまま販売されるかアフトンの別の製品に使用されます。 当社は製品に関するすべてのデータを、製品の用途、化学物質成分、純度、物理化学的性質などを含め、社内外から収集しています。
危険性評価
製品およびその性質をよく理解した上で、多方面にわたる調査に基づき危険性を判定します。 当社は、サプライヤーのSDS(安全データシート)、社内分析データ、各種毒性試験、そして出版された科学文献から物理的、毒性学的、そして環境に関するデータを収集しています。 これらの情報に基づき、次のような規制や環境安全基準にしたがって危険性を評価しています。
- OSHA危険有害性周知基準( 29 CFR 1910.1200 )
- EU指令
- カナダWHMIS規制
Aftonの化学物質危険性評価システム
製造または供給される国や地域の法規制に従って製品の危険性を分類しています。 最終的に製品が危険物に分類されるかどうかに関わらず、製品ごとの危険有害性分類をSDSで公表してすべてのお客様に提供しています。
暴露評価
当社では暴露評価を重視しています。 当社では製品の最終用途、暴露の可能性、暴露経路、予想される暴露の性質、暴露に含まれている物質の量などの要因を考慮しています。 これらの要因に基づき、暴露が発生した場合に個人または集団に対して暴露される物質の量を特定し、適切な暴露評価を行います。
リスク管理
リスク管理は、物質自体の危険性と物質に対する暴露の関数(リスク = 危険性 x 暴露)を用いて行います。 最適な管理を行うため、当社では消費者の方々、近隣住人の方々、環境などとの関係を考慮します。
リスク評価された製品に対し、リスクに応じた具体的な管理計画を立てています。
再評価
このプロセスには終わりがなく、次のようなさまざまな理由により、製品のリスク評価とリスク管理の再評価が行われます。
- 研究、分析や他のソースにより新しい情報を入手した場合
- アフトンの社内生産プロセスの変更
- 成分変更
- 法規制や環境安全基準などの改正